うつくしい気持ち

Nov 05, 2013 18:22


自己否定を繰り返してきた末、中身のない人間になっちゃった気がする。これは恋愛でもして解放してもらえばって解く問題でもない。だって解放されるものがない。自分の気持ちと生物としての欲求を普通の人間より抑えられたことをなんと誇りにも思っていた俺は、今から見ればばかばかしかったにほかならない。

反省のきっかけとなったのはなんだろう。長年溜めてきた親への憾みか。それとも昨日の飲み会で羨ましく思った周りの人の快楽か。もしかして、脈動する光を浴びながら天井の隅から娯楽を見守っているキューピッドなのかも知れない。天使の恩恵で、永遠に回転する惑星のごとく、ぶつかり合う歪な化け物のごとく、人間がその光とともに躍る。そうして生きる。

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Comments 1

empyresque November 16 2013, 23:28:13 UTC
i couldn't understand all but from what i could i think this is probably your most epiphanic prose to date; if you've time translate it to english for me over fb or sth

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