Jul 30, 2009 17:04
ここ数日続いた晴天が今日は曇空だ。気象庁から定期的に届く気象図を読む。低気圧が近づき夜半に雨。
ふっと鼻から息を漏らすと気象図をファイルに綴じ、持ち場へ戻った。港湾灯浮標の定期点検予定を組む。
町長のカムアウトには驚いたが、海洋学校の寮ではたまにあった話だな、と思い出す。先輩にアプローチを
受けた事もあったっけ。悪い気持ちはしなかった。でもそれは昔の話だし、私と彼の間には関係ない事だ。
灯台レンズの点検から戻った若手が「荒れて来ました」と海を指した。今夜も釣果は期待できそうにない。
…灯台職員さんは町長みたいにはグルグルしてません。てか、まあ、昔ちょっとその方向で浮いた話も
ないでもなかった気配。はっきり言わないのでよくわかりませんが気軽な雰囲気で。
灯台,
s/v au
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Comments 4
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この穏やかな(平坦な)お話展開ではもっとこう積極的に
動いてもらわないといつまでも平坦なままですからなあ。
とはいえ、灯台の人の過去ったってたぶん先輩に言い寄られても
「いや~俺そっちはだめっすよ(笑)」なんつってヘラヘラと
逃れてる気がします。今まで恋愛に真剣に対応した事がない。
奥さんとの経緯も気になるところです。
逆に町長は何事もやる時は常に本気、な男ですから…
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この海は外海に面してるので普段でも波高し。そして荒れてくると
魚は深みや岩礁に移動して身を潜めるので、まず釣れないみたいです。
やっぱ穏やかでお天気がいいと魚ものんびりエサを求めて、つい
釣り針に引っ掛かっちゃうようですよ。
この町の悶着はですね、町長が町にやってきた時にすでに起こって
それは解決したので(笑)今は穏やかなのです。
灯台の人がのんびりと釣り針にかかるのかどうか。町長もまだ何も仕掛けてないもんな。
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……ということは、「時と場合による」ということで希望がないわけではないんでは、町長さん?
じわじわと進んでいくんですね。
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おいしい物が目の前にあったらとりあえず手を出しますが
差し出されても好きなものじゃなかったら手に取らないタイプですな灯台さん。
それでも中の人のとんがった部分はあんまり持ち合わせてないみたいで
その場を穏便にかわせる知恵もあるのです。
そして町長さんは現在「清く生きる」を身上としているので、なかなか手を出さない。
町長は、中の人の「自分が傷つかない為に予めクッション敷いとく」姿勢を受け継いでいる感じ。
じわじわ過ぎてじれったいです(笑)
私の脳内ではその時の照れ照れ状態がもう出来上がっているのに!
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