Sep 01, 2009 18:14
体中の痛みに寝返りを打とうとしてバランスを崩し、並べた椅子の間からズルズルと落ちた。顰めた目を薄く
開いて辺りを見回す。ここ、どこだ。夜明け前の薄明かりで古い木組の天井が見える。昔、漁師小屋だった
所を改造して居酒屋に…ああ、そうか。ここがどこか判ったので椅子を押しのけ体を引きずり立ち上がると、
外のトイレを使う。隣に簡単なシャワーもあったのでついでに借りた。水が出た。ボディシャンプーを手に取り
体を洗う。目は覚めたがタオルがない。外に脱ぎ捨てた服を持ち、急いで店に入る。誰も見てないといいが。…翌朝となりました。居酒屋のトイレとシャワーは外に後付けされてます。一旦外に出るのです。以前は2階にある設定だったのですが、変更しました。しかもシャワーには更衣室がない、いきなりシャワーボックスです。
灯台,
s/v au
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Comments 3
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この間取りは「極寒のトイレと風呂場!外に出ないと用を足せない家」ですね。
洗濯機もないですが、それは漁組とか近所の家で借りてると思います。
町長さんは当然2階から降りて来ます。次回お楽しみに。
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作中の季節は現在、初夏か。舞台のボストン近くの辺りはカリブ海から来る暖流と北極海から降りてくる寒流がぶつかり合っていい漁場となるわけですが、真冬は寒そうです。
たとえゲイでも目の保養はありっすね。むしろ、ややこしい事態にはならないという保険にもなり、奥様達は微笑ましくもばっちり見てると思います。うーん、年の近い弟みたいな感じかも。
椅子で寝るのはきつそう(笑)あんまりしないで下さいね。せめて床で…
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事もありまして、長い年月を経るとあんまり有難くなくなりますな。
それにしても、この建物いったいどういう構造になっているのか。
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