Dec 23, 2009 21:24
積み上げた未読の本の山が崩れ、盛大な音を立ててデスクから落ちた。下の階の住人からの苦情を心配
しながら床にかがんで本を拾う。つい1冊ずつ読み出して、なかなか片付かない。頁の間に1枚のメモを
見つけた。ノートの切れ端に私の雑な字が短い文を綴っている。「焚き木は燃え尽きるまで他の焚き木に
よって燃え、火は火によって発火する」古神謡オーディンの箴言の一説だ。一人では心が燃え尽きる。だが
もう一人いれば炎はより燃え上がる。心の熾きが赤く燻っているのを確認し、メモは同じ頁に挟んで閉じた。
…すっかりご無沙汰ですみません。ようやく再開。リハビリです。年内に一気にブランクを埋めたい気持ち。
まあぼちぼち。
米国人俳優はこのクリスマス、スペインで過ごすんですね。LAの家はどうなってるんだろう。そういえば、
s/v rps
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Comments 4
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やっと5行がひねり出せる状態になりました。
中で引用してるオーディンの箴言ですが、エッダです。
オーディンさんはいろいろと苦労されてて、様々な事を
教えてくれます。
「二人かかれば一人は倒される」とか「食料の心配がなかったら夜は楽しい。舟のベッドは小さい」とかかっこいいのもありますが、
「食いしん坊は分別を持たないと食べ過ぎて一生身体をこわす」とか
「麦酒はそう言われるほどよいものではない。たくさん飲めばそれだけ性根を失うものだから」とか
宴会で結構失敗してるようです。
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そうなんですよ。未読の本の中に1冊、読みかけの本があった。
でも、結構前の事です。内容も忘れかけてる。
で、ふとそれを手に取る。メモが挟まってる。
思い出すその時。
そんな感じです。
その一言はどうしてその時メモされたのか。同じ頁に戻すのには
理由があるのか。
5行は何があったか全部書かないので、楽っちゃ楽(笑)
想像の翼を皆さん、羽ばたかせてください。
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片思いならいつか消えるかも知れませんが、両方が燻ってても
火種が残ってるなら、同じ竈に入れたらまた火がつくんですね。
同じ竈に入れたらね。入ってほしいよね(笑)
火はいいですよ。毎日薪ストーブ焚いてるのが幸せ。
連日、家の中で焚き火体験。
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