Jan 14, 2010 12:24
君に何度出会っただろう。様々な場所で、違った姿で、だけど何時も心が惹れた。白い砂漠、初夏の木陰、
乾いた街の薄汚い路地で君を見た時でさえ私の目は君からはずせなかった。屈託ない笑顔を見せたかと
思うと、次の瞬間には深い淵を覗くような青い瞳が私を見返した。砲撃音の響く戦場、静寂が包む湖畔、
私達は何度も睦み合った。どこまでも続く高まりと一体感。北海の暗いうねり、冬枯れのヒースの野、
カリフォルニアの眩い浜辺。すれ違い、会話を交し、そして私達はまた新しい物語の中に生き続ける。
…あまりの寒さに何か書いとこう、と思ったら書きかけの下書きがありました。
いろんな書き手のいろんなAUがあって、どれもが彼ら英米の人である不思議。
s/v au,
その他
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Comments 2
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いやホントに、海外にもやおい好きな人がこんなにいるなんて
指輪映画で初めて知ってびっくりしたものです。
もしあの役が彼らでなければ、私はここまでハマらなかったかも知れない。
あの1本の映画で世界がぐーっと広がりました。
うちのAUはそうですね、動物ならまだしも湖ってのもありましたね。
それ地形や!
軟体動物も地形も演じる彼らの演技力に助けられてます(笑)
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時々生き物ですらないですね。でも、どうしてか彼らなんですね。
うちのは一人称がどっちも「私」だし、判りづらい部分も
いろいろあるんですが、皆さんの想像力をお借りしてます。
この5行の浮遊感、それは語りである英国の人がそれまでの
さまざまな物語の記憶を持っているからですね。いろんな旅の記憶。
不思議。
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