Apr 18, 2011 23:19
居間のガラスを突き破って転げ込んだ眩い光は、仰天して見つめる私の目の前で人の形に変化する。
強い光に目が眩んで瞬きする内に、暗くなった室内の真ん中、倒れたソファの前に「彼」は倒れていた。
スタンドも壊れ夜の暗さの中で、彼は強い光の余韻で薄明かりを纏っている。私は腰を抜かしたまま
緩やかな衣装を着たその人物を見つめた。ゆっくり開いた彼の目は青く輝き、顔を上げて部屋をぐるりと
見渡すと満面の笑みを浮かべた。すごく嬉しそうに。その瞬間、光は彼の背に集まり大きな羽になった。
…お久しぶりでございます。
またリハビリ。豆誕も1日過ぎた。しかも豆誕でなく、天使藻のお話。
ずっと前にhangeさんからお題をお借りして、そのままにしていたネタでした。
連載したいと思います。
s/v au,
天使
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Comments 1
(The comment has been removed)
待っててくれて、ありがとう!
元ネタの映画とはずいぶん違う感じになるとは思いますが
また連載を始めてしまいました。
どこでどう落とすのか全然考えてませんが、なんとかなるだろう。
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