May 24, 2011 23:15
その不思議な男に「出て行ってくれ」と内心恐々と言ったが、彼はOKいいよ、と軽い風情で立ち上がり軽い布の
ローブを翻して玄関のドアを開け出て行った。あっけなさに驚き、思わず大きく息をついた。手が震える。悪い夢
だといいが、居間はメチャメチャで割れた窓から冷たい風が吹き込む。理不尽さに怒りが沸いてきた。そもそも
あの男はいったい何だ?あいつのせいで寒いじゃないか!もう春なのにこの寒さはどうした事だ!こんなに
寒いのに薄いローブ1枚で…私は玄関まで行き、ドアを恐る恐る開けた。奴がいませんように、と祈りながら。
…お久しぶり、天使藻の続きです。
豆さん、怒りながらもほだされてる感じで。いなくなっていてくれたらいい、と思いつつ、あんな薄着で
外に出やがって、みたいなヘンな心配もしてるんですな。
s/v au,
天使
Leave a comment
Comments 1
(The comment has been removed)
今は、この豆さんの職業をどうしようかと思案中です。
天使藻は居候するとして(セオリーですよね)豆さんが
家にいない職業だと、それは無理な感じですもん。
職業によっては、この窓ガラスを破られた家が持ち家か
借家かって事にもなってくるし。
などと設定厨始動中です。
Reply
Leave a comment