静かに二人を包んでいた 綺麗な動かない時間から
羽を広げ飛び立つ時が もうそばに来てるの
みどりの夜の中寄り添って 無口な慰めをくれたから
どんな時もそのぬくもりを 抱きしめて行ける
夢の棲むこの場所を守りたいずっと 風のおと運命の唄が響いて
灯火を手にとって冬空を照らす 胸の星をただ信じて
そらを行く鳥達の交わす鳴き声 暮れてゆく草原に響いてるよ
安らぎの大地へと還るため 最後の風を越えて行く
額にチリチリと夕凪が 嵐の予感を運んで来る
あなたに吹く風のすべてを 受け止めてあげたい
優しい時間だけでいいのに いのちは切なさをくれるのね
ふたりで居た喜びだけを 抱きしめて行くわ
愛の棲むこの場所を守りたいずっと からだごと運命に灼かれてもいい
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