幸運にも狼を観察できた者なら、狼が犬とたいへんよく似ていることに驚くだろう

Oct 13, 2012 22:50



つまり。

ディーフがわんこそっくりで全然OK。
犬以外の何者にも見えなくて当然。

だって、驚くほどたいへんよく似ているんだもん。

ブランデンバーグさんが言うからには間違いない。

萌えが広がると 
自分がそれまで知らなかった世界に興味が広がると、誰しも、もっと知りたくなるもの。
目の前の魔法の箱で検索の旅に出るのも手っ取り早くていいのですが、
(私みたいな3歩で忘れる鳥頭にとっては、忘れる前に調べられるのは、本当にありがたいことです)
それでも、探求を深めたいと思ったら、やはり文献に当たりたい。

ドラマ『海の勇者ホーンブロワー』に嵌って C.S.フォレスターの原作小説に手を出したときは、
それまで帆船物はもちろん、西洋の軍記物にまったく縁がなかったので、当初、帆船の構造や、専門用語その他には苦労しました。
おかげで部屋には、ささやかながらそちら系の資料本が、ちらほら転がっています。

初心者の強い味方『輪切り図鑑 大帆船』やら、
おそらく一生造ることはない帆船模型のカタログやら、
果ては、米国製の帆船塗り絵集なんてものまで。
(これは表紙裏の出版社の自社広告まで若き水兵さんの嘆きで可愛い、というか可笑しい)

その点、dSの場合は、舞台は現代アメリカだし内容は刑事物だしで、特に資料はなくともドラマを楽しむに問題はないのですが・・・・・・

でも jade さん、狼ってよく知らないわあ。
カナダもシカゴもミーアキャットももれなくよく知らない(結局なんも知らねんじゃねーか)

などと、疑問はどこにでも入り込むわけで、
ちょろっと検索してみたりした結果、ミスチャン放映中から探していた本を、先日手に入れました。

『ブラザー・ウルフ―われらが兄弟、オオカミ』 ジム・ブランデンバーグ著
  ttp://www.amazon.co.jp/dp/4061542214

全編、野生の狼の大判写真集です。
なんの説明もいらん、見ろ! 考えるな!感じろ!
問答無用の素晴らしさ。 
加えて、ブランデンバーグ氏の文章もたっぷり読めます。またこれが大変ヨロシイv
・・・・・・のですが、本日のタイトルで分かるかと思いますが、微妙に生硬な翻訳ではあります。
これはこれで味があるといえないこともないので、別にいいんですが。
(でも某作家氏の序文はいらないなー。し○なさん、これ、ちゃんと中身見てから書きました?)

残念ながら絶版本です。ぜひぜひ図書館へ。
古本購入の際には、米版とお間違いなきよう。
上記の日本版ページでも、ふつーに米版が混ざっていたことがありました。
米版でおっけーよv な方は、こちらへ。
  ttp://www.amazon.co.jp/Brother-Wolf-A-Forgotten-Promise/dp/1559712104/

ペーパーバック版もあるみたい。

とりあえず狼の写真をいっぱい観たいわというアナタには、ジム・ブランデンバーグ公式サイト。
  ttp://www.jimbrandenburg.com/

左上部の "Select Gallery" にカーソルを持っていくとプルダウン・メニューが出て、これでもか!という大量のhires写真の数々に平伏すこと間違いなし。
プリントを購入することもできるようです。
wolves からどうぞ。
川べりをご機嫌そうに歩いているぼさ子ちゃん(messy wolf)がお気に入りv
ちなみに、私が手に入れた本は表紙カバーにスパッと切れ目が入っているのですが(おかげで格安でした)、その表紙写真もちゃんとあります。
ブランデンバーグさん、ありがとう!
左下の♪を押すと、自然のせせらぎが聴けますよん。

ds unknown

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