Project No.331. -Title.蹂躙-

Feb 19, 2007 00:00



こうやって振り向けてみれば、
笑いかけてくる昨日の懐かしき想い出が俺を優しく迎えてくれる。
流した涙さえ凍える寒さの中で愛しく染みる今夜、
霞んだ夜空の中では月は見えないのだろうか。
分かろうと、感じようと…
走れば走るほど加速する悲しみは憎みに形を変えどうにもならなくなった這いつづく秘話。
どこまで単純に考えれば気付くのだろう。
嫌になってくる"人"の微笑み。
立ち止まってりゃ何も生じることのなき無菌室の試験管の中、
勝手に注入された脳細胞を染めようとする。
俺は最後まで俺の色のままで残りたいと
願いを込めて祈ってみりゃ少しは楽にさせてもらえるのだろうか。
徐々に注入される灰色の薬物はどれ程錯乱を起こすのだろうか。
刺激に反乱しようとする。制御装置はあと僅かで効いてくれるはずだったのに…。
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Comments 1

esthered February 18 2007, 18:47:41 UTC
もうごめんなさいだよ。
先いたずらだけで、ホンマに怒るの?もう。。
お前の気持ち分かってるけど、ちょっとお前を気分がいいなってさせるだけし。>_>

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