Журавли / Cranes / 鶴

May 09, 2010 20:15

We've recorded an old Soviet song composed by Yan Frenkel, lyrics written by Rasul Gamzatov.
Gamzatov visited Hiroshima, Japan in 1969 and he saw the monument of Sadako Sasaki.
Sadako was the one of atomic bomb victims in Hiroshima.
And he was told about the story "Sadako and the Thousand Paper Cranes".
It really was one of the motivations for him to write this poem...
HERE
's the lyrics at Wikipedia.

MASELLICA - Журавли (Cranes)
Music: Yan Frenkel / Lyrics: Rasul Gamzatov
Vocal: Ellina Erika / Arrange & All Instruments: Masatoshi Sadakane





「鶴」という古いソビエトの歌を録音した。戦死した兵士たちのさまよえる魂と平和について、深く考えさせられる歌だ。
この曲の歌詞を書いたのはソビエトの有名な詩人、ラスル・ガムザトフ。
彼は1969年に広島を訪れた際に、被爆少女、佐々木禎子と折り鶴にまつわるエピソードを知り、
そのことが、この詩を書く動機のひとつになったそうだ。

友達の千nakendlom に手伝ってもらって、歌詞を日本語に訳してみた。

MASELLICA - Журавли (鶴)
Music: Yan Frenkel / Lyrics: Rasul Gamzatov
Vocal: Ellina Erika / Arrange & All Instruments: Masatoshi Sadakane

私は時折 ふと思う
血まみれの戦場から戻らなかった兵士たちは
土に還らず 白い鶴になったのかも知れないと

彼らは遙かな時代から現在まで ずっと空を飛び続け 私たちに呼びかけている
だから私たちは かくも頻繁に そして悲しく 黙って空を見つめてしまうのだろう

疲れ切った鶴たちは それでも休まず空を飛び続ける 落日の霧の中を飛び続ける
あの群れの中に 小さな隙間がある きっとそれは 私の場所なのだ

いつか私も あの鶴たちとともに 仄暗い霧の中を泳ぎ、
この地に残るあなた方に 空から呼びかけるだろう

私は時折 ふと思う
血まみれの戦場から戻らなかった兵士たちは
土に還らず 白い鶴になったのかも知れないと

masellica, music & sounds

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