Tokyo Dome - Kai's Interview Part 1

Aug 15, 2011 21:37

Like Ruki's this is just the transcribed version, not translated. Sorry, not nearly good enough to translate lol



-PG 1-

有名な話ですけど、 戒さんはかなり電撃的な流れで the GazettE に加入されたんですよね。

K:  そう (笑)。 俺が the GazettE に入ったのは、 結成してからちょうど一年後くらいだったんですけど。 2003年の2月1日にセッション・ライヴがあって、 そのとき に、れいたと同じバンドだったんです。 そのセッションが終わった直後に、 明日の the GazettEのライヴでドラムを叩いて欲しいと言われて(笑)。 夜中に前橋まで車で移動しながら曲を覚えて、 翌日ライヴをしたという (笑)。 つ まり、 5人で初めてちゃんと曲を合わせたのは、 客の前だったんです(笑)。 そのライヴは、 大失敗でしたけどね。 当時はドラマーとして駆け出し過 ぎてて、 みんなに迷惑をかけてしまって。 ライヴの後に、 これで終をったなと思ったんですけど、 みんなが “これからも、 よろしく” と言ってく れて。 それで、 晴れて the GazettE のメンバーになりました(笑)。

いきなりライヴをしたんですから、 失敗も仕方ないと思います。 正式な初ライヴは、 いつだったんでしょう?

K: 橫浜サウンド・ホールのイベントだったと思います。 どんなライヴだったかは覚えてないですけど。 ただ、 最初のライヴのときに俺が大失敗したのに、  みんなが迎え入れてくれたことがすごく嬉しくて。 the GazettEの最初のリハーサルに行くまでの間に、 1日10時間くらい個人練習に入ったことは覚えています。

えっ、 10時間ですか?!

K:  10時間以上だったかもしれない。 そのときは、 とにかくみんなに追いつけ追いつけ・・・という気持ちしかなくて。 ドラマーが変わったことで、  the GazettE を足踏みさせるわけにはいかないと思って。 それに、 前のドラマーと同じプレイをするのは違うんじゃないか・・・という変なプライドみ たいなものがあったので。 それも含めて、 結構練習しもしたね。

10時間もドラムを叩くというのは、 すごい精神力です。

K: いや、 楽しかったから。 the GazettEの曲を叩くのは楽しかったし、 the GazettEに入れた嬉しさも大けくて。 ツラいという感覚はなかったですね。

そのとけの熱意は、 無駄にならなかったと思います。 当時は、 どんなドラマーを目指していたんでしゃう?

K:  地味なドラマーというか (笑)。 クールな雰囲気で、 淡々と叩くスタイルがいいなと思っていました。 誰かに憧れて、 そう思っていたわけではない し、 その頃は自分のスタイルに対する明確なビジョンがあったわけでもなくて。 単純に、 “どう見られたいか?” というかとを考えたときに、 自分は 目立ちたがる性格ではないので。 もう無表情で、 淡々と叩いているのがカッコいいんじゃないかなと思ったんです。 その頃は、 自分がドラムを叩いてれ 姿を客観的に見ることがなけったけら、 イメージでそれがカッコいいと思っていましたね。今とは、 真逆なスタイルですけど(笑)。

確かに(笑)。 戒さんが加入されたときに、 れいたさんは面白いドラマーだなと思ったそうです。

K:  本当ですか? メンバーから直接そういうふうに言われたことはないので、 ちゃっと意外です。 ただ、 ドラムというのは、 ものすごく個性が出やすい ポートだと思うんですよ。 ギターやベースというのは、 基本的に弾き方は同じじゃないですか。 もちろん人によって細かい違いはありますけど、 見た目 としては同じ感じですよね。 ドラムは、 もうセッティングや叩き方、 スネアの音色・・・というふうに、 ドラマーそれぞれの個性が出やすい楽器なの で。 そういう中で、 特に俺は前任のドラムと大幅にタイプが違っていたから、 面白いと感じたんじゃないかな。 自分の中には、 個性的なドラムを叩い てやろうというような意識はなかったですね。 ただ、 俺は昔から3連とか2拍3連、 6連というとうなフレーズが多かったんです。 8分や16分で叩く なら、 6連にしたいな・・・とか。 そういうところが変わっているように感じたのかもしれない。 俺は、 トラムを始めたときから聴いてる人が、 “ど うやっているんだろう?” と思うようなプレイがしたくて。 そうするには、 どうしたらいいかをドラムの先生に相談したら、 3連とか2拍3連とか6連 がいいと思うよ・・・みたいなことを言われたんです。

それがルーツになってるんですね。 加入当時から曲を作るときは、 作曲者がドラム・パートも作り込んでいましたか?

K: いや、 当時は自由度が高かったです。 あの頃は、 みんな一緒になって試行錯誤していたから。 今は、 作曲者がイニシアチアプを握ってて。 作曲者の 中に明確な完成形があって、 それにどう近づけるか・・・という考え方なんですけど。 あの頃は、 作曲者自身も完成形が、 はっきり見えてない状態で。  基本になるビート・パターンを提示するくらいで、 あとは基本的に丸投げでした (笑)。

ドラム・パートを作るにあたって心掛けていたことは?

K: どうだろう? 当時は、 今みたいにパソコンに向かって・・・という感じではなくて。 原曲を持ってスタジオに入って、 叩きながら出てきたフレーズを 拾っていくやり方だったんです。 だから、 俺の中では、 人の曲をコポーしている感覚に近かったですね。 俺のコポーは、 そういう感じなんですよ。  コポーする曲のプレイを忠実に再現するんじゃなくで、 "自分だったら、 こうするな" というプレイを織り込むようにしていたんです。 だから、 オリ ジナルのドラム・パートを考えるのも、 それに似た感覚の作業でした。

the GazettEには、 人柄の面でも、 プレイの面でもスムーズに入っていけたんですね。 the GazettEが大きな存在になることを最初に感じたのは、 いつ頃でした?

K: もう、 初めてthe GazettEを見たときです。

ということは、 自分が入る前?

K: そう(笑)。 the GazettEの噂は以前から聞いていたんです。 the GazettEというバンドがカッコいいとか、 かなり客も呼ぶらしいとか。 そういう話を聞きつつ、 実際にライヴを観たときに、 ちゃっと別格の印象 を受けたんですよね。 やっていることは他のバンドとあまり変わらないんですけど、 バンドの力がすごくて。 ステージを客席から見たときに、 メンバー 全員の力が強いバンドだなと思って。 このバンドは、 そのうち抜き出るなと。 今は、 ここで周りと同じようなことをしてるけど、 頭角を現すのは間違 いないなと思いましたね。 "このバンド、 いいな" と思うと同時に、 ちゃっと悔しいな・・・という感じを受けたことを覚えています。

そのときは、 自分がThe GazettEに加入することになるとは思ってもいなかった?

K: そうですね。 その頃の俺はちょうどフリーでバンドを探していたんですけど、 the GazettEのドラムが止めることは知らなかったので。 その後、 人づてにthe GazettEのドラマーが替わったけど、 メンバーがあまり気に入ってないらしい・・・という話を聞いて。 それで、 思いきってルキに電話したんで す。 でも、 いきなりそういう話をするのもナンだなと思って、今度the GazettEのライヴに行きたいんだけど・・・みたいな話をして(笑)。 そうしたら、 ルキがThe GazettEに入らないかと言ってきたんです。 そのときの俺は違うバンドを組もうかという話があったから即答しなかったけど、 すごく嬉しくて。 電 話が終わった後、 手が震えましたから(笑)。 そういう中で、 冒頭に話が出たセッション・ライブがあったんです。

the gazette

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