Football (Manchester United and Chelsea)
Disclaimer: Lies
A/N:CL07-08の優勝記念に
1)
「どこいっちまったんだよ~」
靴下や読みかけの雑誌や昨日飲んだビールの缶の山を掘り返しながら、リオが舌打ちした。
「オーウェン! お前も探せよ!」
「リオ、なんだっておれの家で血眼になってメダルを探してるんだよ」
オーウェン・ハーグリーブスはソファの上で優雅に足を組んだまま言った。リオは彼の部屋を一目見て「ナポリ以上にすごい」と賞賛したが、それは過大評価が過ぎるというものだ。実際は驚くほどではない、とオーウェンは考えている。第一、ナポリを埋め尽くしているのはゴミの山だが、ここにあるのはゴミばかりじゃない。洗えばもう一度使えるものや、
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Comments 3
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あの試合からこのタイミングで、こんなに素敵なdrabbleが読めるなんて感激です。私のfootball slash熱の再燃は止められそうもありません♪
ジンさんの描かれる男どもは、どうしてこんなに「普通の男」でありながら「スペシャルな男」で、さらにスラッシーなんでしょう。隣の男とスラッシーな関係を築けることすらもまた、魅力に感じられてしまう!
"It's just another football game"
買ったほうも負けたほうも、試合が終わるとそう言うか、そういう態度をとりますが、実は本当にそんなふうに感じているわけではなくて、そこに隠されているのは照れだったり、嬉しすぎることへの恐怖だったり、自分をなんとか守るためだったり、誰かを庇うためだったり、いろいろなものが彼らの会話や態度から透けて見えて、本当に味わい深く読ませていただきました。
どれも甲乙つけがたいですね!drabbleとしてはリオとヴィダのが完成度に脱帽ですが、雰囲気は元ボクサーの歯が折れるやつが好きです(ラストラインの朴が効いてますね♪)。
青組ペアは、タイミング的にもシリアスであらざるを得ませんが、フランクの墓参に(まだ目が充血した)ジョンが一緒に来ていることの自然さにほろりと来てしまいました。
長々とすみませんでした。
こちらのpartyにも一度は参戦(そんな物騒な言い方じゃなくて、参加)させていただきたいとずっと思いながらかなわずにいます。機会があればチャレンジしたいです~。
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とかいいつつ昨日はがっつり重たい風邪を引き39.7度の熱を出して寝込んでました……。
普通の男なのにスペシャルな男。footballerの魅力を言い当てているようです。彼らの魅力をうまく書けていないなといつも思っているので、とても嬉しいです~。
footballのon pitchはひどくunusualですよね。男たちがあんな風に怒鳴りあったり抱き合って喜んだりする光景はスポーツならでは、でもある意味ではoff pitchの縮図のような気もして、そこがfootballの面白さだなと思ったりします。
"It's just another football game"
こうした割り切り方こそが、勝者のメンタリティなんだろうなと思います。波子さんが言うようにそれぞれ思いはあれど、頭を無理やりにでもコレに切り替えることができるメンタリティの強さ。言い方によっては単純で都合がいいわけですが、たとえばサー・アレックスがCL優勝の翌日には「さて来年ですが、また獲ります」と言い、20年も赤の監督をやっているという、burn outしないことのすごさ。そして毎日毎日体を酷使して練習する……これだけでも、尊敬に値しますよね。
朴たんは「がんばれよ、風邪ひくなよ」と子を思う親のような気持ちで見守っています(笑)。リオヴィダは、全然そんな柄じゃないくせに何かとパートナーに気を遣い世話を焼くリオが好きです。
青い人たちは、なんか今回のことでまた一層絆が深まったのではないかと思うと、もう手に負えない感じです(笑)。
前にテリーがchelseaTVでインタビューに答えてたら、ランパードのフィアンセのエレンが電話かけてきて「ジョン、あの得意の歌うたってよ!」とリクエストしてきて、テリーが動揺するということがあったの、ご存知ですか? youtubeにあると思うのですが(日記にも貼ってます)、ぜひ二人好きの波子さんには、あの萌えをあじわってほしいです~っ。
partyは最は私自身が忙しくてやってませんでしたが、今月やろうかな? ぜひ波子さんも参戦してください!
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