Disclaimer: This is black humor . Everything happened in a world of pure imagination. 
Football AU (Reds, Chelski, Gunners, Red Devils)
A/N: ダメ人間どもばんざい。特に続きを書く予定もなく書いてしまいました。

1)  Even if he heard 
     the sound of a pebble 
     hitting the window, 
     Xabi Alonso did not lift his eyes 
     from the textbook.
         Football (Reds) ,AU
         A/N: ( Read more... )

Football (StevieG / Xabier A.O )
Disclaimer: Lies 
A/N:新年に相応しい作品を書こうと思っていたのに、思いつきでこれを書いてしまいました。

スティーヴンに以前言われたことで、シャビが否応なしに意識させられているのは、「おまえは他のスペイン男とは違う」という一言だった。そう言われたのは、ドレッシングルームで着替えていた時で、二人ともほぼ全裸の状態。スティーヴンは真っ白いソックスを左のおみ足に履かせている最中だった。リヴァプールのキャプテンが普段意識していないエロティックな癖の一つは、何も身につけないうちに、洗い立ての清潔なソックスを二本の脚に履かせてしまうことだったが、シャビがそのことを本人に指摘しようと思ったことは一度もない。 ( Read more... )

 テーマ：「Christmas ＆ New year　drabble 特集」

さて今月もdrabbleコンテストの時期となりました。前回ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。このエントリーのcommentに、お好きなペアで今回のテーマに沿ったdrabbleを書いてください。また、drabbleは書けなくても感想は書ける、という方も大歓迎です。投稿されたdrabbleに返信する形でdrabble作家さんに感想を贈ってください。

///投稿方法///

タイトルを入れてください（『無題』などは控えてください）。
タイトルと本文の間にこのような形↓でジャンル（ペア）、断り書きを添えてください。ジャンルもペアも映画/海外ドラマ/スポーツ/RPS/歴史であれば構いません（ただし、 ( Read more... )

14)  Little Boy Blue
Actor/Football RPS,AU(L.Messi & VM)
Disclaimer: they are not mine.

メッシが12歳の時、祖母が彼を呼び寄せて朝刊の切り抜きを見せた。祖母は脚が悪くいつも杖をついて歩いていた。それに、よく煙草を吸っていたものだった。記事はコパ・アメリカで一躍有名になったロナウジーニョ・ガウーショの前歯に関するもので、ある記者が「なぜ出っ歯を治さないんだい？」と訊ねたところ、後世のスーパースターは「こんな素晴らしい歯をなぜ治す必要があるんだ？」と言い返した、という他愛もない内容だった。
「彼はブラジル人だよ！」記事に添えられた写真を見るなり、メッシは驚いて言ったが、祖母は「それはいいんだよ、そんなことは」 ( Read more... )

1)  A Interogation
Actor,AU(KU & DW)
Disclaimer: This is a fan-fiction, after all.
A/N:「絶対絶命」drabbleに挑戦！

ソファに座ると古いスプリングが苦しげに呻いた。食肉解体場の豚の最後の一鳴き。儀礼的に差し出された薄汚れたマグカップ。ぬるいコーヒーを一杯。
「さて、先週お話を伺った件なんですがね、アーバンさん。二十六日の夜……あれは土曜日だった、あなたは深夜までバーにいたと言いましたね」
　眼の前で男がひげ面を掻いた時、わたしは確信した。やはりこの男だ。
　おまえはもう終わりだよ、アーバン。
「ああ、みんなでジェッツ戦を観たよ」
「だが最後までは観なかったはずだ。二十三時頃、 ( Read more... )

12) A Dream Come True
Actor,Football,AU(Viggo.M & L.Messi)
Disclaimer: They are not mine.

「ママ……？」
　薄い瞼の向こうに光を感じ、眼を開けた。シェードランプが部屋を照らしている。四歳の少年は布団の下から出した眼を大きく見開いた。壁に影を投げかけている人物は、母親ではなかった。
　ポスターから飛び出してきたのだろうか？　
「……メッシ？」
「やあ」バルセロナのユニフォームを着たヒーローは優しくささやくと、ベッドの端に尻を乗せた。
「どうしてここにいるの？」と少年。
「君に会いに来たんだよ。元気になってもらいたくてね」
「ぼくの事知ってるの？　ぼくの病気のことも？」
「ああ」メッシは床のボールを爪先で蹴り上げ、 ( Read more... )

 テーマ：「絶対絶命！　drabble 特集」

さて今月もdrabbleコンテストの時期となりました。前回ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。このエントリーのcommentに、お好きなペアで今回のテーマに沿ったdrabbleを書いてください。また、drabbleは書けなくても感想は書ける、という方も大歓迎です。投稿されたdrabbleに返信する形でdrabble作家さんに感想を贈ってください。

///投稿方法///

タイトルを入れてください（『無題』などは控えてください）。
タイトルと本文の間にこのような形↓でジャンル（ペア）、断り書きを添えてください。ジャンルもペアも映画/海外ドラマ/スポーツ/RPS/歴史であれば構いません（ただし、 ( Read more... )

11)  No Chance To Survive
ActorRPS,AU(DW & VM & SB)
Disclaimer: they are not mine.

「やあ、彼から噂は聞いてるよ」
　デイヴィッドは簡単な挨拶を済ませると、珍客にソファを勧めた。ヴィゴと名乗った男は初対面の相手を前にしても自分のペースを乱すことなく、穏やかな表情を浮かべている。彼とショーンは、デイヴィッドと向かい合う形でソファに座った。
「それで、あんたには予知能力があるんだって？」
　そう訊ねたデイヴィッドの顔色を、ショーンはちらっと窺った。疑っているわけでも、小馬鹿にしているわけでもなさそうだった。
「未来を予測することができる。たまにだがね」ヴィゴが言った。
「本当だ」ショーンが隣に座る友人をちらっと見ると、続けた ( Read more... )

7)  Setter
RPS,AU(David.W & Sean.B)
Disclaimer: they are not mine.

「その話、信じたのか？」
　デイヴィッドは庭に面したポーチのロッキング・チェアに腰掛けると、柱に寄り掛かっている友人を見上げた。
「信じるも何も、先週、アムトラックの脱線事故は現実に起こった。俺は命拾いしたんだぞ。それに、あいつの話は何から何までもっともらしく聞こえたよ。十三の時に眼の前で伯母が自殺した話なんて、特に……」
　ショーンは思いつめた表情で、手にしたビールのボトルを見下ろした。
「だけどショーン、超能力だぞ」
「わかってるよ……おかしいよな、四十過ぎのいい大人が」後半は吐き捨てるように、「予知能力、だなんて」
「もし予知能力なんかじゃないとしたら、何だろう」
　 ( Read more... )

1)  A confession
RPS,AU(Karl.U/David.W)
Disclaimer: they are not mine.

「決心したんだ、デイヴィッド」
　カールは食卓テーブルを挟みデイヴィッドと向かい合って座った。テーブルには水が入ったグラスが一つ置かれていた。
「やれることはすべてやった。何度も言うように、俺はお前に惚れてる。贈り物をしたりセレナーデを歌ったり、とにかくサプライズ系の事は思いつく限りやったが、お前はヒいてばかりだ。だから今日は、普段とは違う俺をお前に見せようと思う。どう思われるか怖くてずっと隠してた本当の俺を、見てもらうことにと決めたんだ」
　カールは左右のこめかみに指を当てると、グラスの水をきっと睨みつけた。デイヴィッドが見守る中、 ( Read more... )