くりちゃんとかのこちゃんが11月16日に亡くなった。伝染病だったんだろう。人に預けている間に死んだということが、悔やまれてしかたがない。たった3週間だったけど、自分で最後まで面倒を見てあげたかった。今となると、一緒に遊んだ1年の楽しかった思い出ばかり浮かんでくる。マークと二人でお葬式を挙げて、お墓を作った。ルールを破っていたのは、悪かったと思うけど、何があっても自分のベイビーは自分で守るべきだったんだと思った。命がすべて。マークに、これから決して一瞬でも後悔するような生き方はしないと誓った。いつ死んでもいいように、自分のできるだけのことをしたい。

今日はLaymeyのwebに行った。アジアの暑い熱気が伝わってくる。おびただしい熱気と興奮。ずいぶんと長い間疎遠になっていた空気。そんな世界もあったんだと、冷たく見つめる自分。生気のない家庭。何かが欠けているそんな家に今日は少し風が送られてきた。

何も浮かんでこない。ずっと沈んだまま。
いったい私は何を求めているんだろう。
いったい私は誰なんだろう。何も変わらない。
沼の底で私は吐く息もなくなってしまった。

今さえ幸せであれば、それにこした事はない。昔の幸せだった時間はもう戻ってこない。皆先にすすんでいる。自分だけ取り残されたよう。後ろを振り返ってもなにもとりもどすことができない、先を見てもあるのは空白。今幸せである事だけをもとめて。体の弱い夫はベッドのなか。わたしに何がしてあげれるだろう。